第二話 七変化⁉学校に潜む大和撫子🏫

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第二話 七変化⁉学校に潜む大和撫子🏫

―学園都市 都心部― 深夜の静けさの中、辺りには紅いランプが回りサイレンが鳴り響く 「ハァ・・ハァ・・ハァ・・やっと手に入れたわ❗」 空を華麗に舞う少女はケースを抱えていた。 「奴がそっちに行ったぞ〰‼‼」 「逃がすな‼今度こそ捕えろ‼‼」 何人もの警官達が少女を追う。 「奴は能力者(エスパー)だ‼狙撃部隊、狙え‼」 「おっと❗そうはいかないわよ❗」 少女が投げたボールが狙撃部隊の前方で炸裂する 「くっ⁉煙幕か⁉⁉」 「アハハハハ(笑)」 少女は笑いながらさらに逃げる。 ―学校 近辺― 少女は降り立つ。 「さてと…この辺で着替えるか、どっか隠れそうな場所はっと………」 少女は辺りを見渡していた次の瞬間――――― ドキュン‼ 銃声が鳴り響き、少女は倒れこむ 「くっ💥‼誰⁉‼」 腹を押さえる少女は背後の人物を見る。 「動くなよ…………」 男の声だった、暗闇で顔は見えなかったが熟年男性という事は声で解る。 男は銃を向け 「持っている物をこちらに蹴ろ………」 少女はケースを男の方に蹴る 「フン、いい子だ………」 男はケースに触れようとすると 「くらえ‼‼」 少女は煙幕玉を大量に投げ男の目の前で炸裂する 「なに💥⁉」 男の手がケースから遠かざる、少女は瞬時にケースを取り学校の方に走る。 「ま、待て‼」 男は後を追う 男は学校に走る少女に銃を乱射する。 見えなくなった時、男は 「くそ〰‼必ず手に入れてやる〰〰‼‼」 そして夜が明ける。
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