第1話

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次の日、 俺は仕事のため朝早く家を出た。 もちろん香菜も仕事をしている。 香菜の仕事は昼から夜の7時までの仕事だ。 俺は香菜の仕事が終わったら危ないからいつも向かえに行くって言ってるけどかなは大丈夫だからって断っていた。 だけど今日は香菜が帰ってくるのがやけに遅い。いつもは7時半には帰ってくるのに今は8時を過ぎている。 俺は心配になって香菜を向かえに行こうとしたらかなが帰ってきた。 香菜は笑顔で 「ただいま」と帰ってきた。 「香菜ーどーしたんだ?遅いから心配したぞ!」 「ごめん!ごめん!今日は仕事が忙しくて」 「まぁ何にもなかったからよかった。これからは遅くなったら電話しろよ。」 俺は香菜の頭を笑顔で撫でた。 この時、香菜が俺に悲しそーな笑顔で何かを訴えようとしたのも気付かずに…
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