草林町怪奇現象

15/17
2111人が本棚に入れています
本棚に追加
/188ページ
そういう私もすっかり眠気に襲われていた。 そして部屋に戻り… 私は眠りについてしまった。 『なかなか面白かったわ』 『俺はハラハラしぱっなしだったけどな』 『体、返すわね。みんなあなたの帰りを待ってる』 『そうか』 『頑張りなさい。あなたはこの町を―』 「ハッ!?」 目を覚ませば朝方だった。 「何だったんだ、今のは…」 そして声色が変わってる事に気がついた。 「…戻ってる」 分かりきっていたのか、あまり喜びはしなかったが、心では安堵感に満ち溢れていた。 そして隣に居る恵先輩に礼を言う。 「ありがとうございます、恵せん…」 「ぱい~!?」 なぜまだ恵先輩が居るんだ!?
/188ページ

最初のコメントを投稿しよう!