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周りがやたらと騒がしいため俺はそれで目が覚めた。
起きた方が…まぁいいか。
「榊桜雅~っ!」
隣で大声で叫ばれ思わず起きてしまった。
「ずいぶんとだらしない格好ですわね」
「え?」
顔を上げてまばたきを2、3回。
そこには向こうに居るはずの友達が居た。
「みや…び?」
「ええ~っ!?」
周りがまた騒がしくなったが気にはしていられない。
「お久しぶりですわね。しかし私が来たと言うのに寝てるなんて…全く…どういうつもりですの?」
「いや。何でお前がここに…」
「い、言ったはずですわよ? 会いに来なかったら私から行くと」
「そうだったな。相変わらずだな、お前は」
「あなたは変わられたようで」
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