騒がしい季節

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そう言って女子達は去って行った。 「お~、こわ。秋葉も知ったらビビるぜ、これは」 「そうでもないよ?」 「うおいっ!?」 恵介…驚き方がわざとらしいぞ。 「何でここに来たんだ、秋葉」 そう。噂をしていた奴がクラスに来ていたのだ。 「桜雅さんにお世話になるからその挨拶に」 「お世話? 何のだよ」 「そりゃあ勉強面から始まり体までお世話に…」 「心配しなくても体の世話はしない」 「そんな! やっぱり胸ですか!? 小さいのはいけないんですか!?」 「う、うるさい! そんなのに興味はないって事だ!」 「…決まりました。この学校で最初にやる事」 「それは?」 そこを聞くなよ、恵介。
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