2111人が本棚に入れています
本棚に追加
「それって誉めてんのか?」
「いや。バカにしてるだけだ」
「お前なぁ…」
何か知らないけど今日は疲れる。
もう何もないように願い…
「おはよう、桜雅君」
ませんでした、はい。
「め、恵先輩…」
「おはようございまーす、恵先輩!」
「おはよう、恵君」
しかし恵先輩は俺に向いてくる。
「ねぇ。さっきのスピーチどうだったかな? 私なりに結構考えたんだけど…」
「良かったと思いますよ?」
「本当に? ありがとう。やっぱり私を理解してくれてるわね」
「理解ってそれほどでも…」
「一夜を共にしたじゃない」
その瞬間教室に衝撃が走った。
最初のコメントを投稿しよう!