遅刻

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『キーンコーンカーンコーン』 朝のHRの始まりのチャイムが遠くで鳴っているのが聞こえた。その頃あたしはというと… 『鳥歌(ちか)‼お前がちんたら歩いてるからこうなったんだぞ』 『はぁ⁉龍舞(りゅうま)が歩くの早すぎなんだょ❗元はと言えばあんたの自転車がパンク何かするから私まで歩くはめになったんじゃん』 『それが人の自転車に急に乗ってきた奴の言う言葉かぁ⁉お前の体重が重すぎたからパンクしたんじゃねーの』 『何それ⁉普通女の子にそうゆう事言う⁉』 『お前女じゃねーじゃん』 『死ね』 という様に幼馴染みの龍舞とケンカしながら急いで走っていた。この時はケンカしながら実は楽しんでいた自分にあたしは全然気付いてなかったんだ…
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