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数分後、女の子は龍舞の肩をしっかり組んで笑顔で戻ってきた。そして満面の笑みでその子は言った。
『あのー私達付き合う事になりました。だからもぅ龍舞さんにはつきまとんないで下さいね』
もぅ慣れていた。龍舞に彼女ができる度に言われる事だから。でも言われる度に胸が苦しかった。でもこの気持ちは単純に一緒にいられなくなってしまうといつ『友情』からの気持ちだ。あたしは友達として一緒にいたいだけなのにあたしは女。龍舞は男。たったそれだけの事でお互い彼氏や彼女が出来ると一緒にはいられなくなってしまう。それがあたしには嫌でしょうがなかったんだ。
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