仲間たち

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「良かった。実は天無君、霞さんを除く皆で、学園をしばらく休んで、ミラージュで任務を受けようと言う話をしていたんです」 「え?」 怜亜の言葉に首を傾げる4人。話の流れからして、頼斗に関わる話だと思っていたからだ。 「どうしてですか?」 なので、4人を代表して結里が怜亜に尋ねる。 「えっとですね、私が昨日の夜頼斗君に会ったのは知ってますか?」 怜亜の問いに、4人は頷く。頼斗が敵になったと言う話しは、怜亜が皐月に伝えて広まったのだ。なので、情報のソースも皆に広まっている。 「そのとき、彼泣いてたんです……つまり、私たちと別れたくはなかったんだと思います。だから、私たちで彼が抱えているものを突き止めて、助けてあげようと考えてるんです」 怜亜は昨晩の頼斗の様子を4人に話す。もちろん一部を省いて。 だが、それでも4人は首を傾げる。助けたいのはわかった。しかし、ミラージュの任務を受けることと、どう関係しているのかがわからいのだ。 「それとミラージュの任務を受けることに何の関係があんだ?」 今度は結里に代わって、竜姫が怜亜に尋ねた。
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