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あれからかなりの時間が経ち時刻は夕方になっていた。
pm4:55
仕事が終わった一緒の職場で働く友人も駆け付けてくれた。
これで役者は全員揃った…。
この時を待っていたかのように俺の異変もエスカレートした。
『ガァァァァァァァァァァ-------!!!!!!』
この雄叫びと共に俺は暴れだした。
と同時に住職達のお経も激しくなる。
皆、あっけにとられその場で呆然としている中、母だけは住職達と一緒のお経を唱えながら俺の体を押さえにきた。
『アァァァァァァァァァァァァァァ』
その雄叫びと同時に俺の腕はガッチリ母の首を掴んだ。
その光景を目にした皆が一斉に俺に飛び掛かり俺の腕を母の首から離そうとするがまったく動かない。
皆でやっとのことで離し抑え、俺は弟子をふまえた皆に羽交い締めにされ押さえ付けられた。
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