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目覚めの後に
夜明は 終りを告げる
闇は 目覚めを告げる
生きる目的を探し
死をひたすら待つ
自ら 迎える度胸も 持てず
毒の 煙を呑む
待てど それは訪れず
微かな痛みに期待をすれば
束の間の 幻影
儚き 現
闇に身を浸すれば
喉の 渇きも癒えるだろうに
ただ ただ
塵屑さながら 流れ
漂着する宛どない
その内 ソレは 溶けちゃって
誰にも 拾い上げては貰えない
はたまた それに
安堵を浮かべ
いつもと 同じ
終りを迎える
、
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