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それからは
裕香も智宏もお互い自分のことや周りのことを話すようになってた。
裕香の中でだんだん智宏の印象が変わり始め
いい印象が定着するようになった。
そして、堤防を散歩した時
ずっと友達でいることを約束した。
時々つまらない口喧嘩もしたし、
たまに歩いて帰ったり、
隣の席になった日は授業中話してたり
そんな淡い日々を送ってた。
ある日の帰り道
智宏にこんなことを聞いてみた
『私と智宏って親友になるのかな??』
「だろね」
そう即答されるとは思ってもなかった。
『智宏、本当は他の学校行こうとしてない??』
「めんどくさいから行かない」
相変わらずの即答
その時までは智宏はずっとここにいる思ってた。
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