木の中でのこと
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「じゃ、俺は帰るとするかな。親がそろそろ仕事で帰って来るから」 「…あのさ」 「ん?」 「明日も来てくれない…かな?」 「…わかった、いいよ。明日も学校が終わったら来るよ」 「ありがとう…」 少女は感謝した。 少年はすっかり忘れてた牛乳を持って帰路についた。 真冬なので、牛乳は腐ったりはしていなかった。
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