木の中でのこと

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家に向かっている時も、到着した後も、少年は非常に気分が良かった。 それは困っている人を手伝ったから、というのもあるが、友達のいない少年にとって、同年代の女の子と長時間に渡りお喋りしたのが新鮮だったから、というのが大きかった。 (今日は牛乳のせいで、あまり話せなかったけど、明日はもう少し話せるといいな) そんなことを考えながら、少年は眠りについた。
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