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放課後に遊ぶ友達がいないので、暇潰し程度に考えての行動だった。
少年の家と牛乳屋はそう遠くはない。
少年は自転車が壊れていたので、歩いて行くことにした。
牛乳屋までの道のりは、この町のど真ん中にある巨大なモミの木を通る。
そのモミの木は毎年クリスマスになると沢山の飾りが付けられ、クリスマスツリーとなり、町を賑わせている。
そのモミの木はその華やかさから、人々に希望を与えるとして「サンタクロースの木」とも言われている。
(そういえばもうすぐクリスマスだな、また僕は一人ぼっちなのだろうか)
こんなことを考えている内に少年は牛乳屋に到着し、牛乳を貰って帰路についた。
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