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それから何日も過ぎた。
少年は胸に決めた、協力する、ということを守った。
少年は少女に好意も抱いていた為もあってかそれほど苦ではなかった。
そして、12月23日の夕方。
クリスマスツリーにはものの見事に飾りつけがされ、完成した。
少年らは、木から降りて喜び合った。
「やった、終わった!完成した!」
「そうね、今は夕日がきついけどきっと夜になると凄いよこれ」
「でもちょっとやりすぎたかな」
実は数日前には例年の量に到達していたのだが、せっかくなので限界までやろう、ということになり、
例年の倍近くの数が木に付けられていた。
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