ある日の放課後

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家に帰る途中、少年は思った。 (重い…歩いて来るんじゃなかった。) 少年はスポーツはどちらかと言うと出来る方ではあったが、流石にきつかった。 (そこのモミの木で一旦休憩しよう。) 少年がモミの木の下で牛乳を置き、腰を下ろして座っていると、すぐ後ろから「ドサッ」という何か物が落ちる音がした。 誰かそばで何か落としたのだろうか、と思い、少年は振り向いた。 しかし、そこには誰もいなかった。 そこにあったのは、星。だった
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