13人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
私は究めて明るく、素直で誰からも褒められる子だった…
そんな表向きとは裏腹に夜中になると布団の中で独りで泣く癖がついてしまった…
日頃の反動のあらわれかもしれない
今でもその癖は治らないでいる
毎日毎日毎日毎日…
私は笑顔を絶やさない子だった
ある日、祖母は私に言った
『あんたはどうせ親に捨てられたんだよ。見てごらん、ここ半年会いに来もしない。』
私の心の傷は少しずつ深くなり、少しずつ少しずつ笑顔が消えていった
最初のコメントを投稿しよう!