PM4:00

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「貴方は…まだ死んじゃダメだ」 静かに、男が言いました。 「長きに渡り殺し合いをさせていた敵を、生かすと言うのか?」 神様が、不思議そうに答えました。 「貴方には世界を管理する義務がある。今まで死んでいった人たちへの償いとして、生きている皆を幸せにしなくちゃならないんだ。死んで逃げるなんて、僕が許さない。それに…今の時間、銃なんか使っちゃいけないしね」 男は手に持った拳銃を捨て、神様にクッキーを差し出しました。 「……私が身勝手に生み出した命や世界。責任を持たずして何が神だ。人間よ、私の考えは間違っていた」 神様は、クッキーを受け取って笑顔で言いました。 時刻は午後三時。 おやつの時間の事でした。
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