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そこは荒れ果てていました。
沢山の死体が地面に転がり、黒い煙が空を覆っていました。
「なぁ、ご先祖様は…何で戦争なんて受け入れたんだろう」
ぽつりと、一人の男が言いました。
「それはきっと…それは……何でだろうな」
さっきの男とは違う軍服を着た男が、不思議そうに答えました。
「『約束』出来る知識があれば、戦争が無意味な物だって少なからず分かるはず。なんか、おかしいよね」
男は手に持ったクッキーを見つめて言いました。
「少し調べて考えてみた方がいいかもしれないな。よし、すぐに王様に連絡だ」
さっきの男とは違う軍服を着た男が、何かを決意し言いました。
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