始まり

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時は容赦なく流れる。それに伴い環境なんてクルクル変わる。昨日まで笑っていた人間が年齢関係なしに死んでゆく世界。そして時の流れとともにだんだん忘れられていく…。淋しいものだ。あんなに一緒に笑って、死んだ時は、みんな泣いて落ち込んでいたのに、生きてる人間は死んだ人間のことより、自分のことがやはり優先になってくる。当たり前のことで間違ってはいない。生きてる人間には未来があるのだから。。。 だから死んだら損だ。 ユナはこの頃何気なしに、自分が死んだら何人の人が泣いてくれて、どのくらいで忘れられていくんだろう…。なんて考えたりしていた。
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