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夕方近くになり
翔に家の近くまで乗せてってもらい荷物を取りに家に
あたしが自分の服・アクセサリー類をバッグの中にしまっていると
突然お兄ちゃんが部屋の中に
「お前・・・・・
何やってんの!?」
「出てくんだよ
邪魔者が居なくなって嬉しいだ・・・・・・・」
ピシャ!!
あたしの言葉を最後まで聞かずにお兄ちゃんは
あたしの頬を殴ってきた
「何でテメーに殴られなきゃなんねんだよっ!!
ふざけんなっ!!」
あたしは耳を押さえ痛さに耐えながら怒鳴った
殴られた時にしていたピアスが飛び耳から流血していたからだった
お兄ちゃんは
お母さんにもあたしが出てくのを止める様に言えと言ったが
お母さんは
「放っときなさい」
と冷たい一言・・・・・
やっぱりあたしは家族には必要とされてない娘
後から家族に愛されてるんだって知りあたしは申し訳なく思う日が来るとは知らずに家を出て行った
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