願い

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人間とは欲深い生き物なのかもしれない。 いや、私だけが欲深いのかもしれない。 私は常に「幸せ」というものを求めていた。 だけど「幸せ」も「不幸せ」も紙一重…光と影のように。 それは理解していた。 それでも微かな、些細な幸せでいいから欲しいと思った。 「ほんの一時の自由」…私の叶えられない幸せ…願いを胸に秘めたまま。
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