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あたし、美姫はまだ
啓吾先輩の腕の中にいた。
『俺は美姫が好きだ。』
この言葉が頭の中で
グルグル回ってる。
きっと今ごろ優斗は
沙羅と仲良くしてるんだろうな。
だからあたしは…―
美姫『ぁ……の…。』
啓吾『ぇっ。あ、ごめん!』
顔を赤くした
啓吾先輩は急いで
あたしを抱き締めていた
腕を離した。
美姫『そう言う事じゃなくて……。その……ぁの………』
まだあたしは迷っていた
優斗が頭から離れないのだ。
啓吾先輩……優しすぎるよ…
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