―揺れる想い―

4/8
前へ
/17ページ
次へ
俺、優斗はまだ沙羅を抱き締めていた。 『あたし…優斗が好きなの。』 今までこんな気にする事はなかったのに 今はこの言葉が頭の中でグルグル回ってる。 きっと今ごろ美姫は 啓吾と仲良くしてるんだろうな…。 優斗『…あの…さ…。』 沙羅『ん?』 沙羅は上目遣いで 俺を見てきた。 優斗『……。やっぱごめん。』 俺は抱き締めていた腕を 離す。 俺はわからない… けど今は美姫が頭から 離れないんだ。 沙羅『………そっ…か。』
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

61人が本棚に入れています
本棚に追加