ライダーズ

3/5
前へ
/5ページ
次へ
今から一ヶ月ほど前、僕はこの教会へと降ってきた。 そして彼女に助けられ、仲間と再開を果たしたのだ。 ほどなくして、この街で事件が起こる。 その事件で新しい仲間と出会った。 その新しい仲間は、どうやら生まれは僕と同じくスペースコロニー・アークらしく、帰る場所がない。としばらく駄々をこねていた。 そんな彼らはつい最近「ソニックを真似て旅に出る」と、笑った。 彼らはその次の日には出て行った。行ってきますと手を振った彼らに僕も手を振り返し、なんだかよくわからないが微笑んでいた。 「ソニック・ザ・ヘッジホッグ… 彼は、未来都市にはなにをしに?」 まさか先程のレースではないだろう。 「ソニックさんたちは行方をくらましたカオスエメラルドを追って行かれましたよ」 そう言って、彼女はポケットに鍵をなおす。 彼女の名は レイン・ロウ・スカイ。 金髪に空のような瞳をしたハリネズミだ。 「カオスエメラルド…」 「さて、どうやって行きますか?」 彼女に言われて、どうしようかといまさらながら考えた。 *
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加