運命のバイト募集

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家から 徒歩で 15分位 夏はチャリンコで…余裕ね… 静香は 単純に 思った… 時間帯も もんくなし… ただ 確かに 年齢制限は明記されていないが… 静香は39歳… 4月で 40歳である レジ係は 若い子の仕事では… コンビニでバイト経験は あるものの… こんな 中型スーパーで レジ業務を…こなしていけるのか… 接客に 関しては…若い子に負けない自信は あった… 年齢をネームに書くわけじゃないし… うん!いけるかな! すぐに 今ここに いるのだから… カウンターに 『面接したいのですけど…』と 申し入れした方が いいのだろうが… (もたもたしたら…他に取られてしまうかも…) 静香は1つ 引っ掛かる事が あった… 『なくなったら…それは それで 縁が なかったのょ…』と 家に 帰ってしっかり 考えてから 電話を入る事にした…。 その静香を迷わせてる原因は… このスーパーは 評判が 悪く… 静香自身も レジの接客に なんども…憤慨して 他店に なく 必要な商品を仕方なく 買いに来るスーパーなのである。 つまり その日も…欲しかった物を 買いに 仕方なく来店したのである…。 案の定… もしかしたら 静香の同僚に なるかも 知れない… 若い女のチエッカーは… 『298円です』… いらっしゃいませも 言わない… 『ですって…』 静香が お金を出すと… 『1000からお預かりします~~』 終わってる… その子のレジに 行かなければいいのだけど… 5台レジスターが あって その子しか入ってないのだから仕方ない! 驚くなかれ… 3人は 店員を 静香は 確認している…が… サービスカウンターにたむろって… 大声で笑いながら… 少なくとも 客の目には 井戸端会議にしか 感じられない話しをしているのだ… 静香の方がそのレジの子に 『ありがとう』と言うと…『はい~?』… ダメだこりゃぁ~ 止めよう… 今回は 見送ろう… 静香は 店を 出た
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