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千里とペリーを乗せた黒船はある建物に行き着いた…
「ここは?」
『黒海疑似堂デース!開ケ!ゴマアェ~!』
ペリーがそう叫ぶと建物の扉が開いた…
ゴゴゴゴッ…
『サァ行キマショウ…』
中に入ると丸テーブルに数人の男が座り、紅茶をすすりながら喋っていた…
『カップラーメンって今、いくらぐらい?』
『宇宙人はいるよ』
『鬱くしい国…』
『少数派の諸君!この国は腐っている!』
『あなたとは違うんです!』
会話が全く噛み合っていない人たちが集まっていた…
「誰、この人たち…。」
すると漫画を読んでいた一人の男が立ち上がり、千里たちの前までやってきた…
『ローゼン麻生です』
麻生が挨拶している後ろで噛み合わない会話は続いていた…それを見た千里はイライラしていた…
「あぁもう!キッチリしなさい。そういうの、すごくイライラするの。」
ブォン!
千里が手に持っていたスコップがいつの間にかチェーンソーに変わっていた…
「いつになったら、決まるのよ。いい加減、きっちりしなさい!」
ズギャギャギャ!!
『オーノー!ダメデス!頭ガ開イテシマイマース!』
千里はチェーンソーで片っ端から破壊していった…
『ス、スクラップ&スクラップ!これこそ少数派の意見!ブチ壊すんだ!この国を──』
ズギャン!!
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