~~依頼…誘拐~~

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 一方、一通の手紙がある少年宛に届いた。 「鬼の一族からか…また厄介な依頼だ…」  その手紙を一通り読むと、その手紙を燃やした。 「依頼を頼んでおいて、直接会うつもりはない…か」  トレードマークのように、目立った赤いTシャツを正して出掛ける支度を済ませた。  その姿はまるで、散歩にでも出掛けるようだった。  向かった先は、手紙をよこした依頼者の元…ではなく、依頼先だった。
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