第零話

2/10
17人が本棚に入れています
本棚に追加
/408ページ
サラサラのウェーブのかかった長髪の女性は夜道を歩いていた。 『なんで私がこんな時間に・・』 彼女の手には警察の番号を入れていた携帯が握られていた。 彼女は父親にコンビニに煙草を買って来いと言われて、コンビニに向かっていた。 歳を確認されたら困るので父親の免許証を持って来た。 彼女は父親に抗議はしたのだが。 父親は酒を飲み、車の運転が出来ず、外は寒いのでめんどくさいと言う事で彼女がコンビニに行く事になった。 彼女は断るつもりだったのに父親が有無を言わさない態度に仕方なく此処にいる訳で。
/408ページ

最初のコメントを投稿しよう!