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麻友美、円香、康太が卒業して七年の歳月が流れた。
麻友美の中身には変化はなかった。
だが麻友美は髪を更に伸ばし、薄くだが化粧をする事になった。
麻友美はこの七年の歳月の間に拓に勉強を教えてもらっていた。
円香や康太に勉強を教えてもらうつもりだった。
しかし円香、康太も大学で忙しく勉強を見る余裕はなかった。
『たー先生に報告をしないと』
麻友美は母校桜ノ宮高等学校の校門の前にいた。
『たー先生驚くだろうな』
麻友美は笑顔を見せた。
麻友美は二つ目の約束を果たして貰う為にいまだこの学校にいる拓に会いに来たのだ。
『よし行こう』
麻友美は校門をくぐった。
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