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「気分かな♪」
ふーん……。と返事を返し、ザルガは考える
俺に似てきたな……
「……で、何の用?」
「あ!うん。学園長が呼んでたよ」
「……レオスが?」
ザルガは目を細め、天井を眺める
「……そうか。分かった。ありがとな」
ザルガは頷き、ハヤテの頭の上に手を乗せる
「うん」
ハヤテは笑顔で頷き、教室に入っていった
「……さて。嫌な話じゃないといいがな」
ザルガは先程とは違い、真面目な顔つきで呟く
「【四帝ニ王】が出てきました。とか、笑顔で言われたら、シャレになんねぇな」
ザルガは苦笑いし、五歩歩く
「……って、近っ!」
ザルガは叫ぶ。
学園長室は、ザルガの教室の隣だ。さらに、ザルガは何度も呼び出されているため、誰よりも場所を知っている。
つまりは、オーバーリアクション
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