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蒼空が広がる何もない平原に、一つの墓石が置いてある。
そしてその墓石の前に、なにやら花束らしきものを持ったザルガが立っている
「……綺麗に蒼空が光ってるだろ?」
ザルガは微笑し、墓石に語りかける
「1ヶ月前に、おまえが災厄から取り戻してくれた蒼空だ」
墓石に近づき、花束をそっと置き、その場に腰を下ろす
「本来なら死に場所に墓石を作ってやりたかったんだが……邪魔と言われたんでな、ここにした」
一人で笑いながら、ザルガは続ける
「……おっと、そろそろ学校か……」
ゆっくりと立ち上がり、ザルガは墓石に背を向ける
「また来るよ、忘れてなきゃな」
軽く手を振り、歩いていく。
戦いに決着がついてから1ヶ月。
学校は決着がついてから三日後ぐらいに再開した。
相変わらず仕事が早い
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