🌸乗り越え…そして越えてゆけ🌸

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「翼心…」 「なんですか?鷹様」 「蘭花から聞いたのだが天地海が揃ったと言うのは……」 「はい」 「なるほどな…ふふふ……手合わせをしたいものだな」 「となると蘭花様の許可が必要になりますが」 「行きますよ…私も天使いと手合わせをしたいですから」 「燕の事か…蘭花がそういうなら仕方ない。俺は美翼…海雷流使いと…」 「となると私が地雷流使いですか…」 「決行は3日後。鷹はあまり鬼闇の気を出さないように。出すのは学校の前に着いてからにしてください」 「ああ。わかった」 「お兄ちゃんはどこに行ったんですか?」 「大丈夫よ。杏夢ちゃん」 「でも…渚先生」 「今…燕は大きな壁に当たってるの…それを壊さないと地海と協力して戦えないって言ってた」 「「……………それは死を意味する…」」 「だから…燕くんが乗り越えるまで待っててあげなきゃ。杏夢ちゃんも美翼ちゃんも美紅ちゃんも…そして他のみんなも」 「「「「「……………………」」」」」 燕がいなくなって3日後、渚の口から現状が語られたのであった
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