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「翼心…」
「なんですか?鷹様」
「蘭花から聞いたのだが天地海が揃ったと言うのは……」
「はい」
「なるほどな…ふふふ……手合わせをしたいものだな」
「となると蘭花様の許可が必要になりますが」
「行きますよ…私も天使いと手合わせをしたいですから」
「燕の事か…蘭花がそういうなら仕方ない。俺は美翼…海雷流使いと…」
「となると私が地雷流使いですか…」
「決行は3日後。鷹はあまり鬼闇の気を出さないように。出すのは学校の前に着いてからにしてください」
「ああ。わかった」
「お兄ちゃんはどこに行ったんですか?」
「大丈夫よ。杏夢ちゃん」
「でも…渚先生」
「今…燕は大きな壁に当たってるの…それを壊さないと地海と協力して戦えないって言ってた」
「「……………それは死を意味する…」」
「だから…燕くんが乗り越えるまで待っててあげなきゃ。杏夢ちゃんも美翼ちゃんも美紅ちゃんも…そして他のみんなも」
「「「「「……………………」」」」」
燕がいなくなって3日後、渚の口から現状が語られたのであった
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