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「渚先生!?でも貴女は……」
「えぇ…私は戦えないわ。でもね…
今…私の隣には親友がいる…燕の師匠が、こんなことがあると危ないからと言うことでこっちに残ったの…」
「「「「「……………!!!」」」」」
「まさか………」
「そのまさかだよ。蘭花」
渚の体に乗り移った謳花である
「謳花ーーッ!?」
いきなり剣を抜いて渚に斬りかかってくる蘭花である
野次馬のみんな、美紅に美翼、鷹に翼心、みな訳が分からないといった状況になっていた
「桜椿……行くよ…」
キンッ
蘭花の攻撃を受け止めた
「この太刀筋…まさに謳花そのもの。手加減なしの本気で行くよ
………砕菊、砕地波乱!」
「………………!
………桜椿、咲帝桜乱!」
「っは!?。何その技……私知らないんだけど」
「そうでしょうね、私が逝ってから……死後、身に付けた技だから」
「そんなのずるい…」
「渚先生……いや、天女様…凄い」
「関心してる場合じゃないぞ。海雷流使い!
鬼炎流…覇斬蒼陷!」
「きゃっ…」
「美翼ちゃん!?」
「大丈夫です。美紅さん
鷹…もう…私は昔の私じゃないんだよ。行くよ
………水剣、蛍瑠」
「私達もやろうか…翼心…」
「そうね……」
「行くよ。……真剣、梓姫」
「……………砕鋭剣、夜楼」
今この場で天と闇の流派の戦いが始まるのであった
※.夜毒流→ヤガンリュウ
※.桜椿→オウツバキ
※.砕菊→サイギク
※.咲帝桜乱→シテイオウラン
※.水剣、蛍瑠→シンケン、ホタル
※.真剣、梓姫→シンケン、アズキ
※.砕鋭剣、夜楼→サイエイケン、ヤロウ
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