第三章→「夏の終わり…〓〓〓…」

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それに美咲としては親に心配かけたくないって気持ちもある。 去年までの美咲なら親の気持ちなんて関係なしに朝まで祭りに参加しただろうが、今は結構親との関係はいい感じ。 これも睦月のお陰だ。 多分、美咲は睦月に出会わなければ一生とまではいかないものの、自分の父親と仲直りするまでに相当な時間がかかったハズだから。 智「~ちぇ~💧なんだよ、みんなして真面目ぶりやがってさぁ…(´・ω・`)ペッ」 美咲や沙羅が帰ってしまうのに、自分だけ残ってもつまらないと思ったのだろう。智は渋々涼の言う事を聞く事にした。 涼「さて、七瀬と薫ちゃんを探さねぇと。」 由里「あ~、二人とも可愛いから変なヤツらにナンパとかされてたりしてね🎵(*^-^)b」 由里さん勘がいいねぇ。 由里「なんか二人とも押しに弱そうだし🎵(*^-^)b」 嫌な事を言う由里。睦月もそこまで言われると不安になる。 確かに七瀬も薫も押しに弱そうだ。 変な連中に無理矢理言う事聞かされて断りきれずに連れ回されてるかも…。 睦月「w…さ、ささささ…、探さなきゃ💦涼にぃ💦o(゚□゚;≡;゚□゚)o💦アタフタアタフタ💦」 涼は由里の額を軽く叩く。 涼「おい💦睦月が不安になるような事言うなよ💦(・ω・)」 由里「あはははは❗大丈夫だよぅ🎵冗談冗談🎵いくらなんでもそんな事にはなってないって🎵\(^▽^)/🎵」 美咲「薫の携帯、かけてみる?(・ω・📱」 涼「あぁ、頼むよ。」 薫に電話をかける美咲。 そう言えば薫の携帯ってめちゃめちゃ古いんだよな。 テレビのリモコンみたいな携帯電話でさ。古すぎてメール機能とかないの。電話しか出来ないやつ。 沙羅達も携帯変えろって言ってるんだけど、薫が「最近の携帯は機能が多すぎて、複雑で使いこなせる自信がない💦」とかで。 おじいちゃんか。あんたは。 薫「…さて、そろそろみんなを探そうか。七瀬くん。」 七瀬「うん。花火も終わったし、そろそろ帰る頃だと思うけど…。」 突然鳴り響く薫の携帯電話🎵 📱「ピピピピピ❗ピピピピピ❗」 勿論着信音1🎵つか設定の仕方わからないし、何より着メロの機能さえないし(笑) お父さんのお古だもんなぁ。 薫「ぁ、沙羅達かも…(・ω・)💦」 薫は手提げからゴソゴソと携帯電話を取り出す。 七瀬「……え⁉…それは…(・_・;)」 七瀬も思わず目を疑った。image=283476926.jpg
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