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場所は変わって…ここはとある学校…
今日も葉月涼介は友達の国安崇秀と一緒に学校の屋上に寝転がっていた…。
「はぁ~」
涼介はため息をつく。
「今日もまた同じ事考えてるのかな?」
隣に座っている崇秀が爽やかな瞳で見つめる。
「そう…あの雲になりたいよ!」
「やっぱり…」
「いや…やはり…世界が破壊に向かってくれれば幸せかな~」
と、また、お馴染みのセリフを言う…
普通はこんな変わり者に友達がいるのが不思議なんだが…
崇秀は違った…
「そんな君が好きかも…」
「おいおい…」
…そう…彼もまた、少し変わり者なのかもしれない…
でも、一番…信用出来るし、なんかうまく言えないけど、俺と性格があってる。
そんな気がしてる…
そんな崇秀が…言う
「今日…転校生が来るらしいよ~」
「へぇ~こんな時期にね~別にいつもの感じのやつだろ?」
「さぁ?」
スカした崇秀の表情が少し楽しげに見えた…
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