抜けられない日常
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ニヤけながら近づいてくる。 危ない! 正俊さんの手が私のおでこに当たる。 それだけならいいけど、私の上に乗っかっている。 「あきはちゃん、かわいい」 「お母さんと美弥は!?」 すかさず聞く。 「出掛けたよ。熱はないね。今度こそ・・・」 「やっ・・・!!」
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