58873人が本棚に入れています
本棚に追加
/2054ページ
悲鳴が聞こえる。
村が燃える。
辺りには魔物がうろつき見つかりでもしたらすぐ殺されてしまうだろう。
「おいっ！舞！！起きてくれよ！！」
そんな中―…少年は周りを気にせず叫び続ける。
「頼むから…もう一度目を開けてくれよ……！」
舞と呼ばれた少女は血を流し目を閉じている。
体からは徐々に体温がなくなっていく。
「舞ーーーーー！！」
「何だぁお前？うるさいなぁ！！」
少年は周りを気にせず叫び続けたため魔物に見つかってしまった。
魔物は手に持つ剣を少年に振り下ろす。
もうだめだっ！！
少年は死を覚悟した。
最初のコメントを投稿しよう！