てふ

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もし、君が蝶ならば来るのも去るのも、一瞬に均しい逢瀬ですらも諦められるのに。 もし君が蝶ならば抱きしめた肌の温かさもまだ幼さを残した声も記憶は疎か無いのだから何も辛くないのに。 エゴに過ぎない白昼夢なのは解っています。
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