また夜

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瞼を開くと真っ暗で、 ああ、まだあたし草の中にいるんだって思った。 でも吹き上げる風も サワサワ当たる草も 目の前に見えてた炎上するバスも なんにもなくて ただ天井が見えた。 それで助かったのは分かった。
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