愛、故に…

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暗闇に光る君を、 溺れぬようにと何度引き寄せたか… それでも… 君はするりとこの手から零れ落ちた… まるで君の頬を伝ったあの日の涙のように…。 たった一つの約束を残して…    …―君は消えた。 あの日から、 早何年経っただろう…? この想いは未だに断ち切れず、 君の香を探してる…。 まるで片羽の折れた天使のように… 天にも昇れず、地上をさ迷う…。 雪のようにはかなく、 太陽のように熱い… この苦しい想いは… 全て、    愛が故に…
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