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「そういや紹介まだだったな。俺の彼女の朝美。」
「平野朝美です。朝美って呼んでね!」
「んでこっちが親友の秋斗。」
「中村秋斗です。」
「秋斗くんって呼んでいい?」
「どうぞ」
俺は笑顔で頷いた。
朝美も笑顔を返してきた。
「そうだ!みんなに紹介したい子いるんだ。連れてくるね!」
朝美はそう言って、自分のクラスに戻っていった。
「賑やかな奴だろ?」
悟が朝美が消えた方を見つめながら言った。
「風みたいだな」
「風って、美化しすぎだろ」
俺が言うと、涼が言った。
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