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学校が終わって佳奈と連絡先を交換し、私は母と待ち合わせした校門に向かった。
母は笑顔で手を振って私を呼んでいた。
母「明っ!こっち!」
明「疲れた~!・あ、お母さん、薬ちゃんと飲んだよ」
母「・・そう、よかったわ!メールして正解だったでしょ?」
明「メールこなくてもちゃんと忘れなかったよ?」
母「忘れやすい明がうそつくなあ~」
私と母はたわいもない話をしながら家へと帰った。
私はその間も彼のことが気になって気になって頭から離れなかった。
明日が早く来たらいいな、なんてことばかり頭に浮かんできた。
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