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美「ま、あの人顔はいけてるよね~。でもツンとしてる感じで私は好きじゃないな・・・それより私好きな人いるしね」
明「・・そうだね」
美紀は中学からずっと片思いしている。
その相手は私の・・
バンッッ!!!!
誰かに叩かれて私は思いっきり振り返った。
明「わあっ!・・ちょっと優斗!痛いよ!」
振り返るとそこには私の幼なじみの優斗(ゆうと)が私を見て笑っていた。
優「はは!明、反応おもろっ!・・あ、美紀ちゃんおはよ」
美「お、おはよう・・!」
美紀は恥ずかしそうに顔を少し赤くしながら笑った。
そう、美紀の好きな人は私の幼なじみの優斗なのだ。もうずっと昔から。
優斗はまったく気がついてないみたいだけど、美紀は三年間も優斗だけを思い続けてきた。
あからさまに緊張している美紀を見て、私は話題を作らないとと思って優斗に話しかけた。
明「あ・・優斗1人なの?なら一緒に学校行こうよ」
優斗は同じ高校だが、私達とは一緒に行ってなくて、他の男子達と行っている。
優「まじで?じゃあ邪魔させてもらうけど、・・」
優斗はチラッと美紀の方を見た。美紀はそれに気がついて体が固まってしまっている。
美紀可愛いな・・
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