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優「美紀ちゃんがいいなら、いいけど」
美紀はブンブンと横に首をふった。
美「そんな全っ然いいよ・・!ぜひ一緒に行こうっ!!」
優「ははは、変な言い方!ありがとう」
優斗の笑う姿を見て、美紀は愛おしそうに微笑んだ。
私は美紀のそんな姿が可愛いくてつられて笑ってしまっていた。
たわいもない話をしていると、いつのまにか学校の最寄りの駅に着き、私達は喋りながら学校へと向かった。
――――――‐‐
学校に着き美紀や優斗と別れ、教室に入ると私はまず最初に彼、桜井君の席を見た。
あ、・・・・・
いた・・・。
私はイスに座って眠っている桜井君の姿を見て自然と顔が緩んでいた。
けっこう学校来るの早いんだ・・やっぱり真面目なんだ・・
私がそんなことを考えていると桜井君の席の周りに女の子達が集まり始めた。
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