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玲｢・・・どなた様？｣
奥の方から声が聞こえて私は体がビクッとなった。
ソッと声が聞こえてきた方を見ると１人のキレイな女の人が立って不思議そうに私を見ていた。
明｢あ、あの！決して怪しいものでは・・！！｣
その女の人は首をかしげて私をじっと見た。
私はあわてて変な人ではないと否定を続けた。
明｢違うんです！・・あ、あなたのピアノの音がキレイで・・つい入ってしまって！！ごめんなさい！！｣
私は深く頭を下げた。
するとクスクスと笑い声が聞こえた。
顔を上げると女の人は口に手をあてて笑っていた。
玲｢ふふ・・ピアノ好きなの？｣
明｢え、あ、はいっ！小学校の時３年間くらい習ってて・・！｣
病気がわかってやめてしまったけれど・・
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