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明「淳君を・・入学式で初めて見た時・・・・堂々としてて・・まっすぐ前を見てて・・すごい人だなと思った・・」
私の前に突然現れたキレイな顔をした男の子・・・。みんなが注目していたのに
緊張することなく、恥ずかしがることもなくただキレイな目で私達を見ていた。
その日が私が初めて淳君と出会った日だった・・。
明「私・・実は・・その頃から・・淳君が・・好きだった・・・・ねえ、・・・私が遅刻して・・猫を触ってた時覚えてる・・?あの日、私と淳君・・・初めて喋ったんだよ?」
淳君は猫に夢中になってしゃがみこんでいた私を起こしてくれた。
"・・さ、桜井くん・・??"
"やっぱり河崎さんじゃん。こんなところで座り込んじゃ迷惑になるよ。"
明「その時話したこと・・緊張しちゃって・・あんまり覚えてないんだ・・本当に本当に・・緊張してたから」
憧れだった淳君が目の前にいることに、私は慌てて上手く話せなかった。
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