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明「・・・私がいなくなっても・・・他の人と・・必ず・・・幸せになって・・・幸せな姿・・私に見せて・・・?」
私がそう言った後、淳君の表情はみるみる悲しそうな顔になった。
そして私の手をぎゅっと握り返して、大きく横に首を振った。
淳「何言ってんだよ・・・!俺は・・明と一生幸せに・・暮らすって決めたんだよ・・!明以外なんて・・嫌だ・・・!」
そう言った淳君のキレイな目に涙がたまっていた。
私は力なく首を振って淳君の目を見つめた。
明「淳君・・・だめ・・私は・・。もう・・分かってるでしょ・・?」
淳「・・・・分かんねえよ・・・嫌だ・・!!ふざけんなよ・・っ!俺は・・・・」
淳君は泣きながら私の手を必死に握って離そうとしない。
私はそんな淳君の姿を見て悲しくなって涙がでた。
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