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明「・・・淳君・・聞いて・・?ちゃんと聞いて・・・?」
淳「・・・明・・俺・・明がいなくなったら・・もう無理なんだよ・・!」
明「・・・淳君・・!」
私は力の限り大きな声を出した。すると淳君は落ち着いたように黙った。
明「淳君・・・私だって嫌だよ・・?・・だけど私は・・もう淳君を・・支えていけない・・一緒に暮らせない・・・。これが・・私の"運命"だったの・・。淳君と一生・・幸せに暮らす"運命"には・・なれないの・・・」
淳君は黙ったまま下を向いて涙を流した。私は泣きながら話し続けた。
明「だから・・私が淳君と・・・幸せになりたかった分・・新しい人と・・幸せな時間を・・私の分まで過ごして・・・?私・・淳君が・・幸せになれたら・・何も・・・後悔ないから・・・」
"後悔"なんて・・・もともと何もない・・・・。ただ"約束"をしたかった・・・。
大好きな人が幸せになってくれる"未来の約束"・・・・
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